「ひとりで過ごすのが好きだけど、たまに寂しくなる」と悩んでいませんか?
「ひとり時間」と「孤独」の心理学的な違いを分かりやすく紐解き、心を心地よく整える5つの過ごし方をご紹介します。
今日はひとりで森をお散歩してきたの🌼
寂しくなかった?
全然なの。
好きなお花の前で好きなだけ立ち止まれるし、途中でお昼寝もできたの🐿️
私はひとりでいると落ち着く日もあれば、急に寂しくなる日もあるな。
ひとり時間にも、いろんな種類があるの。
調べてみたいの🌷
休日は誰とも会わずに過ごしたい。
ひとりでカフェへ行くのが好き。
旅行も映画も、ひとりの方が気楽。
そんな人がいる一方で、
「ひとりでいると寂しい」
と感じる人もいます。
では、ひとりで過ごすことは心に良いのでしょうか。それとも、孤独につながるのでしょうか。
実は心理学の研究から見えてくるのは、
「ひとり時間は多ければ多いほど良い」
という単純な答えではありません。
大切なのは、ひとりでいる時間の長さだけでなく、その時間を自分で選んでいるか、どう感じているかということです。
今回は、「ひとり時間」と「孤独」の違いから、心地よくひとりで過ごすためのヒントまで紹介します。
① 「ひとり時間」と「孤独」は同じじゃない
「ひとりでいること」と「孤独を感じること」は、同じではありません。
ひとりでカフェに座って本を読んでいても、
「最高の時間だな」
と思う人がいます。
反対に、大勢の人に囲まれていても、
「誰にもわかってもらえない」
と孤独を感じることがあります。
つまり、
「ひとり」は状況。
「寂しい」は感情。
と分けて考えることができます。
特に研究で注目されているのが、「自分で選んだひとり時間かどうか」です。
「今日は少しひとりになりたい」
と思って過ごす時間と、
「本当は誰かと一緒にいたいのに、会える人がいない」
という時間では、同じ一時間でも感じ方が変わります。
自分で選んだひとり時間は、より心地よく感じやすいことが報告されています。
② ひとりで過ごす時間に期待できる3つのこと
気持ちの高ぶりを落ち着かせる
人と会って楽しく過ごしたあとでも、
「ちょっと静かにしたい」
と思うことがあります。
ひとりになる時間には、興奮や緊張など、気持ちの高ぶりを落ち着かせる働きがあることが研究されています。
楽しい気持ちまで消えてしまうというより、感情のボリュームを少し下げるようなイメージです。
仕事や学校、人との会話で刺激をたくさん受けたあとに、
静かな部屋でお茶を飲む。
少し散歩をする。
音楽を聴く。
そんな時間が心地よいのは、不思議なことではありません。
「自分の好き」を選びやすくなる
人と一緒にいると、
「相手は何が食べたいかな」
「どこへ行きたいかな」
と自然に相手のことも考えます。
ひとりなら、
今日は何を食べたい?
どの道を歩きたい?
何をしたい?
と、自分の気持ちだけを基準に決めることができます。
毎日の生活では意外と少ない、
「自分が選んだ」
という感覚を取り戻す時間になります。
何もしない余白ができる
予定を詰め込んだ休日も楽しいものです。
でも、ときには何も決まっていない時間だからこそ浮かんでくる考えがあります。
「最近ちょっと疲れていたな」
「久しぶりにあれをやりたいな」
そんな自分の気持ちに気づく余白になります。
ただし、ひとりになれば必ず深い自己理解が得られるわけではありません。
スマートフォンを眺めながら一日が終わることもあります。
それも悪いことではありません。
ひとり時間に「有意義であること」まで求めなくてもいいのです。
③ ひとり時間がつらくなるのはどんなとき?
ここまで読むと、
「じゃあ、ひとりでいる時間を増やせば幸せになれる?」
と思うかもしれません。
でも、そう単純ではありません。
日常生活を調べた研究では、ひとりで過ごす時間が長い日は、ストレスが低く、自分らしく過ごせた感覚が高くなる一方で、孤独感が強く、生活満足度が低くなる傾向も見つかっています。
つまり、ひとり時間にはメリットとデメリットの両方があります。
特につらくなりやすいのは、
本当は誰かといたいのに、ひとりになっているとき
「今日はひとりで過ごそう」
と選んだのではなく、
誘える人がいない。
話したい相手とつながれない。
居場所がない。
そんな理由でひとりになっていると、寂しさを感じやすくなります。
人とのつながりがほとんどなくなっているとき
ひとり時間が好きだからといって、人とのつながりが必要ないとは限りません。
ひとりの時間を楽しめることと、
誰にも頼れないことは別です。
会う頻度は少なくても、
「困ったらこの人に話せる」
と思える相手がいることは大切です。
「ひとりの方が傷つかない」だけになっているとき
人付き合いで傷ついたあと、
「もう誰にも会わない方が楽」
と思うことがあります。
少し休むためにひとりになるなら、それも大切な時間です。
ただ、人と関わりたい気持ちまで我慢して、傷つかないためだけにすべてのつながりを避け続けているなら、一度立ち止まってみてもいいかもしれません。
④ 心地よいひとり時間をつくる5つのヒント
1.「何もしない」を予定に入れる
せっかくのひとり時間だから、
本を読んで、
映画を観て、
勉強して、
部屋を片付けて……。
と予定を詰め込みたくなることがあります。
でも、休むための時間なら、空白があって構いません。
一時間何もしなかった。
昼寝をした。
窓の外を見ていた。
それも立派なひとり時間です。
2.小さな「自分で決める」を楽しむ
何を食べるか。
どの道を歩くか。
どの音楽を聴くか。
普段なら周囲に合わせるような小さなことを、自分だけで決めてみます。
特別な旅行に行かなくても、
「今日は全部、自分の気分で選んだ」
というだけで、ひとり時間らしさを感じられます。
3.スマートフォンから少し離れてみる
ひとりで過ごしているつもりでも、ずっとSNSを見ていると、頭の中にはたくさんの人が入ってきます。
完全にスマートフォンを封印する必要はありません。
飲み物を飲む10分だけ。
散歩している間だけ。
お風呂に入っている間だけ。
少し離れてみると、自分の感覚に気づきやすくなります。
4.「またしたい」と思えることをひとつ見つける
ひとり時間を充実させるために、趣味をたくさん持つ必要はありません。
・お気に入りのカフェへ行く
・近所を散歩する
・本屋をぶらぶらする
・好きな音楽を聴く
・植物の世話をする
「またこれをしよう」
と思えるものがひとつあれば十分です。
5.ひとり時間のあとに「今どう?」と確認する
ひとりで過ごしたあと、
「楽になった?」
「もう少しひとりでいたい?」
「そろそろ誰かと話したい?」
と自分に聞いてみます。
毎回同じ答えになるとは限りません。
昨日はひとりが心地よかったのに、今日は誰かに会いたい。
それで構いません。
「私はひとり好きだから」
という性格のラベルより、その日の自分の感覚を優先しましょう。
一人時間のおともにBGMはいかが?
さいごに
ひとりでいることは、寂しいこととは限りません。
そして、ひとりでいることが好きだからといって、人とのつながりがいらないわけでもありません。
大切なのは、
「何時間ひとりでいるか」
ではなく、
「今の私は、この時間をどう感じているか」
なのかもしれません。
・自分で選んだひとり時間をつくる
・何もしない余白を許す
・自分の好きなものを選ぶ
・ときどきスマートフォンから離れる
・ひとりのあとに、自分の気持ちを確かめる
誰かと笑う時間も、
ひとりで静かに過ごす時間も、
どちらか一方だけを正解にする必要はありません。
今日はひとりで本を読んでみようかな。
最後まで読んでくれてありがとうなの!
これからもよろしくなの!
