第5回🏯日本のお城の秘密に迫る|国宝・松江城はなぜ黒い?一度は国宝から外れたお城の秘密

松江城の秘密についての記事のアイキャッチ画像。 情報を教えて!
本記事には広告が含まれています。

黒く堂々とした姿が印象的な、島根県の松江城。

一見すると渋くてカッコいいお城ですが、その裏には戦国時代ならではの工夫や、一度は国宝から外れながら再び国宝となったドラマがあります。

今回はそんな、知ればもっと面白い松江城のロマンをお話します。


るな
るな

ねぇこあるん。
松江城って、なんであんなに黒いの?

こあるん
こあるん

いいところに気づいたね!
実はあの黒さにも、お城を守るための理由があるんだよ。

るな
るな

えっ、カッコよく見せるためじゃないの?

こあるん
こあるん

それだけじゃないんだ。
しかも松江城は、一度国宝から外れたあと、再び国宝になった珍しい歴史もあるんだよ。


🏯 なぜ松江城は黒いのか?

島根県松江市にある松江城。

現在の天守は、江戸時代初期の1611年に完成したとされています。

さらに松江城は、

・姫路城
・松本城
・犬山城
・彦根城
・松江城

という、日本に5つしかない国宝天守のひとつ。

別名は千鳥城(ちどりじょう)とも呼ばれています。

今回はそんな松江城の歴史や、思わず誰かに話したくなるちょけん雑学を紹介していきます。

⚔️ 松江城の歴史

🏹 関ヶ原の戦いがきっかけだった

松江城を築いたのは、戦国武将の堀尾吉晴とその一族。

関ヶ原の戦いで功績をあげた堀尾忠氏は、出雲・隠岐を与えられました。

当初は月山富田城を拠点としていましたが、山城だったため、城下町を発展させるには少し不便。

そこで新しい城と城下町を造ることになり、現在の場所に松江城が築かれました。

つまり松江城は、お城だけではなく、現在の松江の町づくりにもつながる重要な存在だったんです。

🖤 黒い理由はカッコよさだけじゃない!?

松江城といえば、やっぱり印象的なのが黒い外観。

この黒さの大きな理由が、外壁に使われている黒い下見板です。

木の板で壁を覆うことで、雨風から建物を守る役割がありました。

白く優雅な姫路城とは、まさに正反対。

黒くて力強い松江城は、戦国時代の雰囲気を色濃く残しているお城なんです。

見た目のカッコよさだけではなく、ちゃんと実用性も考えられていたんですね。

🏯 天守の中に井戸がある!?

松江城の天守には、ちょっと珍しいものがあります。

それが井戸。

敵に城を囲まれる籠城戦では、水の確保がとても重要です。

そこで松江城では、天守内部に井戸が設けられていました。

もし外へ出られなくなっても、水を確保できるように考えられていたんですね。

見た目は立派なお城でも、中身はかなり実戦的。

戦うためのお城だったことがよく分かります。

😲 実は一度、国宝から外れていた

現在は国宝として知られる松江城。

でも実は、ずっと国宝だったわけではありません。

松江城天守は1935年に当時の国宝に指定されましたが、1950年の文化財保護法施行によって重要文化財となりました。

その後、長年にわたって築城時期を裏付ける決定的な資料が探されていました。

そして大きな転機となったのが、2012年。

松江神社で、松江城の築城年代を裏付ける祈祷札が再発見されたんです。

この祈祷札などが重要な根拠となり、2015年に松江城天守は国宝に指定されました。

約400年前の小さな木札が、お城の歴史を証明する重要な手がかりになったと思うと、なんだかロマンがありますよね。

❤️ ハートを探すと幸せになれる!?

松江城を訪れたら、ぜひ探してみたいものがあります。

それがハートの形に見える木目です。

天守の柱などには、自然にできた木目の中にハートのように見える部分があり、観光客の間で人気のスポットになっています。

さらに松江は、縁結びで有名な出雲大社がある島根県。

そのため、見つけたら恋愛運が上がるかも?

なんて楽しみ方もされています。

戦国時代のお城でハート探し。ちょっと意外な組み合わせですよね。

🍡 お勧めおみやげ🍵 松江へ行ったら若草も気になる!

松江のお土産として有名なのが、彩雲堂の銘菓・若草。

鮮やかな緑色が特徴の、松江を代表する和菓子のひとつです。

松江は京都・金沢と並び、茶の湯文化が根付いた町として知られています。

その背景にいるのが、松江藩主だった松平治郷。

茶人として不昧公(ふまいこう)の名で知られ、お茶と和菓子の文化を松江に広めました。

若草も不昧公ゆかりのお菓子として知られています。

松江城を見たあとに、お茶と一緒に味わえば、城下町らしい雰囲気まで楽しめそうですね。

🏯 まとめ✨松江城は、黒いだけじゃないお城だった

松江城って最初は、『黒くてカッコいいお城』というイメージが強いかもしれません。

でも調べてみると、

・関ヶ原の戦いのあとに築かれた
・黒い外観にも実用的な理由がある
・天守の中に井戸がある
・築城年代を示す祈祷札が再発見された
・2015年に国宝に指定された
・ハートに見える木目も人気

など、知識欲を刺激される要素がたくさんあります。

ただ眺めるだけではなく、なぜこんな造りになっているんだろう?

400年前の人たちは、ここでどう過ごしていたんだろう?

そんなことを考えながら歩くと、松江城がもっと面白く見えてくるかもしれません。

⛰️ 次回予告

今回で、国宝天守5城を巡るシリーズはひと区切り。

次回はお城を離れて、和歌山県にある日本仏教の聖地、高野山を取り上げます。

1200年以上の歴史を持つ高野山。

なぜ空海は、この山を修行の地に選んだのか?

そして、今も多くの人が訪れる奥之院には、どんな歴史や不思議が隠されているのでしょうか。

次回も、ちょっと知識欲をくすぐる歴史の世界をのぞいてみましょう。

こあるん
こあるん

最後まで読んでくれてありがとう!
これからもおすすめ紹介するねっ!

タイトルとURLをコピーしました