ボーカロイドとVTuberの違いとは?世界一わかりやすい解説とオススメ曲&コンテンツ紹介

ボカロ(VOCALOID)とVtuberの違いについての記事のアイキャッチ画像。 エンタメ
本記事には広告が含まれています。

「初音ミクってVTuberなの?」「似ているけれど何が違うの?」
と疑問に思っていませんか?
ボーカロイドとVTuberの決定的な3つの違いや共通点、初心者におすすめのコンテンツまで分かりやすく解説します。


ぽぽあ
ぽぽあ

最近、昔聴いてたボカロ曲をまた聴いてるんだ~。

るな
るな

ボカロ?よくわからないけど初音ミクはボカロなんだっけ…
Vtuberみたいな感じなの?

ぽぽあ
ぽぽあ

違う違う!!だいぶ違うよ!!
ちょっとサブカルオタクとして見過ごせないから簡単に違いを説明するね(早口

るな
るな

うわ!ぽぽあが急に早口になったよ!?笑


初音ミクのライブ映像を見て、「VTuberってすごい! 歌もうまいし、ステージも豪華!」と思ったことはありませんか?

あるいは、VTuberがボカロ曲を歌っているのを見て、「ボカロとVTuberって似たようなものなのかな?」と感じたことは?

安心してください。その勘違い、超あるあるです。
どちらもキャラクターの姿で画面に登場しますし、歌や動画で大活躍していますし、ファンの盛り上がり方もそっくり。
ネット上で見かけたら、混ざって見えるのは当たり前なんです。

でも、中身はまったく別モノ。先に結論を言ってしまうと、こうです。

ボカロは「声を作るソフト」(=楽器)
VTuberは「姿をまとって活動する人」(=演者)

この記事では、「そもそも何の名称なのか」「背景に特定の個人はいるのか」「誰が曲を作って誰が発表するのか」という3つの違いを、順番にスッキリ整理していきます。読み終わるころには、友達に「それ、実は違うんだよ!」と教えたくなるはずです。


混同しやすいのは当然!似ているところから整理しよう

違いを見る前に、まず「なぜ間違えやすいのか」を確認しておきましょう。
ここを押さえると、あとの説明がグッと入りやすくなります。

ボカロとVTuberには、こんな共通点があります。

  • キャラクターの姿で画面に出てくる
  • ネット発祥の文化で、動画サイトを中心に広がった
  • 歌や動画コンテンツで活躍している
  • ファンの二次創作(イラスト、動画、歌ってみたなど)で盛り上がる

これだけ重なっていたら、同じものに見えて当然ですよね。

つまり、似ているのは「見た目」や「盛り上がり方」。
違いが隠れているのは「中身」です。

ここからは、その中身を3つの角度から見ていきましょう!

違い①そもそも何の名称?「ソフト」と「人」

いちばん大きな違いは、そもそも指しているものの種類が違うことです。

ボーカロイド=歌声を作るための音声合成ソフト

「ボーカロイド(VOCALOID)」は、歌詞と音程を入力すると、人の歌声のように歌ってくれる歌声合成ソフトの名前です。
もともとはヤマハが開発した技術・製品名で、初音ミクのようなキャラクターは、そのソフトの「声」につけられた顔のようなもの。いわば声の「イメージ図」です。

ちなみに今は、ヤマハ以外の歌声合成ソフトで作られた曲も含めて、広く「ボカロ」と呼ぶことがよくあります。
ここでは、歌声合成ソフトと、それで作られた音楽文化をまとめて「ボカロ」と考えてOKです。

VTuber=アバターで動画投稿や配信をする人

一方のVTuber(ブイチューバー)は、アバター(3DモデルやイラストのCGキャラクター)を使って、動画投稿やライブ配信をする人、またはその活動の形のこと。
職業名のようなもので、活動している人そのものを指す言葉です。

覚え方は「楽器」と「演奏者」

ここで、いちばん覚えやすい比喩を出しますね。

  • ボカロ=楽器(ピアノやギターの仲間)
  • VTuber=演奏者(ミュージシャンやタレントの仲間)

初音ミクは「音声ソフトのイメージキャラクター」
VTuberは「人が演じているキャラクター」

この違いを頭に置いておくと、次の話がもっとわかりやすくなります。

違い②背景に特定の個人はいる?「誰が声を出しているか」

2つめの違いは、読者のみなさんがいちばん気になるポイントかもしれません。
そう、いわゆる「中の人」問題です!

ボカロ:歌声を出すのはソフト、持っていれば誰でも歌わせられる

ボカロの歌声は、ソフトが出しています。
歌わせたい人がソフトを手に入れて、歌詞と音程を入力すれば、誰でもキャラクターに歌わせることができます。

つまり、ボカロはみんなが使える「道具」なんです。
同じ初音ミクの声で、世界中のあらゆるクリエイター達が、それぞれ違う曲を作っています。

なお、ソフトの声のもとになった声優さんや歌手の方がいる場合もあります。
ただしその方が「キャラクターとして活動している」わけではなく、あくまで声の素材を提供した存在、という位置づけです。
このあたりはソフトごとに事情が異なります。

VTuber:演者が自分の声と動きでアバターを動かす

対してVTuberは、演者さん本人が自分の声で話し、自分の動きでアバターを動かしています。
ライブ配信でコメントに答えたり、ゲームで盛り上がったりしているのは、まぎれもなく特定の個人です。

姿をまとう理由は人それぞれ。
「顔出しを避けたい」「キャラクターになりきって活動したい」といった理由がよく見られます。
もちろん、顔出しをしながらアバターも使う人もいるので、「顔を隠すための仕組み」とだけ考えると少しズレてしまいます。

ボカロは誰でも使える道具、VTuberは特定の誰かの活動

ここまでをまとめると、こうなります。

  • ボカロ:ソフトが歌う。持っていれば誰でも使える道具
  • VTuber:演者が声を出す。活動の主体は特定の個人

「キャラクターがいる」という見た目は同じでも、後ろにいるのが「ソフト」なのか「人」なのか。ここが決定的な違いです!


違い③誰が曲を作る?誰が発表する?「作る人」「歌う存在」「発表する場」

3つめの違いは、音楽がどう生まれているかです。
「作る人」「歌う存在」「発表する場」の3つに分けて見ると、スッキリ整理できます!

ボカロ曲:作る人が、そのまま発表する人になりやすい

ボカロ曲の流れは、こうなっています。

  • 作る人:ボカロP(曲と歌詞を作る人。「P」はプロデューサーの頭文字です)
  • 歌う存在:ボカロ(歌声合成ソフト)
  • 発表する場:動画サイトやSNSなどに、自分で投稿

ボカロPは曲を作り、ソフトに歌わせて、そのまま動画にして公開します。
つまり「作る人=発表する人」になりやすいんです。
歌い手さんを探さなくても、ソフトさえあれば一人で完結できる。
ここがボカロ文化の強みです!

VTuberの曲:歌うのは本人、曲の作り手はさまざま

一方、VTuberの楽曲は、こうなります。

  • 作る人:本人、制作チーム、外部の作家など、パターンはいろいろ
  • 歌う存在:VTuber本人(演者が自分の声で歌う)
  • 発表する場:配信、動画投稿、ライブなど

歌うのはVtuber本人。
曲は誰かが用意してくれる場合もあれば、自分で作る場合もあります。

実は、この2つはよく手を組んでいる

ここまで読むと「じゃあ別世界の話?」と思うかもしれません。ところが、この2つはよく交差しています!

  • VTuberがボカロ曲を歌う:いわゆる「歌ってみた」。ボカロ曲は「曲の供給源」になっています
  • VTuberがボカロPとして曲を作る:自分でソフトを使って曲を作り、投稿する人もいます

ボカロ曲を歌うVTuberを見て「ボカロもVTuberの仲間なんだ」と感じる人が多いのは、まさにこのため。対立ではなく、共存しているんです。

比較表で一目チェック!ボカロとVTuberの違い

ここまでの内容を、表で振り返りましょう。スクロールしながら「あ、そうだった!」と確認してください。

比較ポイントボカロVTuber
何を指す?歌声合成ソフト(と、それで作られた音楽文化)アバターで活動する人・活動形態
声は誰が出す?ソフトが出力演者本人
誰でも使える?ソフトがあれば誰でも歌わせられる活動の主体は特定の個人のため代替は難しい
主な活動曲の制作・投稿配信・動画・歌・ライブなど
曲の作り方歌詞や音程を入力して歌わせる本人が歌う、または制作した音源を使う
両立できる?VTuberがボカロ曲を作ることもあるボカロ曲を歌うことも

迷ったら、この一言に戻ってください。ボカロは楽器、VTuberは演奏者。

ここから入ろう!おすすめコンテンツ

違いがわかったところで、いよいよ楽しむ時間です!
「どれから触れればいいの?」という人のために、入口をまとめました。

ボカロ曲を聴いてみたい人へ(おすすめ5曲)

ボカロ文化を支えてきた、定番中の定番を選びました。

① ブラック★ロックシューター(ryo / 初音ミク)

作曲したのは「君の知らない物語」などで有名なryo(supercell)さん。
ミクの透明感ある歌声と、切なくてかっこいい世界観がクセになります。

同じくryoさんが作曲した『メルト』はボカロ文化の転換点となりました。
くわしくはメルトショックで調べてみてください。併せて聴いてみてね、とってもかわいい曲です。

② マトリョシカ(ハチ / 初音ミク・GUMI)

初音ミクとGUMIのデュエット曲です。

作曲者の「ハチ」は、なんとのちの米津玄師さんです。
「Lemon」などで知られるあの米津さんが、ボカロPとして活動していた時代の代表曲。
ハチといえば、パンダヒーローも有名ですね。

③ 天ノ弱(164 / GUMI)

「天ノ弱」は「天邪鬼(あまのじゃく)」と読み、「天性の弱虫」という意味も込められていると言われています。
あまのじゃくな主人公の気持ちがそのままタイトルになっているんです。
のちに同タイトルの小説にもなりました。

④ ハッピーシンセサイザ(EasyPop / 巡音ルカ・GUMI)

その名の通り、聴いているだけでウキウキするテクノポップ!
巡音ルカとGUMIが歌っていて、「踊ってみた」文化を大きく盛り上げた曲です。

⑤ 千本桜(黒うさP / 初音ミク)

余りにも有名すぎる、ボカロを代表する名曲です。
サビの迫力はもちろん、大正ロマンを思わせる世界観にも引き込まれます。

小説化されたり、和楽器バンドにカバーされたりしただけでなく、2016年には歌舞伎役者の中村獅童さんと初音ミクが共演する「超歌舞伎」の演目にもなりました。
ボカロ曲が伝統芸能と出会った、象徴的な例です。

あとは『モザイクロール』『ロストワンの号哭』『ハロハワユ』『ワールドイズマイン』『千夜一夜物語』などなど…紹介しきれない曲がたくさん!
なつかしいー!と思ってくれた方、ぽぽあとお友達になりましょう。笑

VTuberを見てみたい人へ

VTuberは本当に数が多いので、まずは2大グループから入るのがおすすめです。

にぎやかで個性派ぞろい「にじさんじ」

ANYCOLOR株式会社が運営する、日本最大級のVTuberグループです。2018年にスタートし、所属するタレントさんは非常に多く、ゲーム実況、雑談、歌、コラボ企画と、ジャンルも個性もバラバラ。「とりあえず1人気になる人を見つける」のに向いています。

音楽やライブにも強い「ホロライブ」

カバー株式会社が運営する「ホロライブプロダクション」です。歌やライブ、ゲーム実況など幅広く活躍していて、音楽活動にも力を入れているグループがあるのが特徴。ボカロ曲を歌うVTuberさんも多いので、ボカロとVTuberの「交差点」を体験したい人にもぴったりです。

個人的イチオシVtuber:儒烏風亭らでんさん

ホロライブのなかで、私が最近推しているのが儒烏風亭(じゅうふうてい)らでんさん。
音楽VTuberグループ「ReGLOSS(リグロス)」のメンバーで、2023年にデビューしました。

最大の魅力は、芸術や建築への圧倒的な知識です。
学芸員の資格を持っていて、美術や演劇にも詳しい。
特におもしろかったのは、『ポケモンレジェンズ アルセウス』の実況動画でした。
ゲームに出てくる建物や街並みについての解説がするすると出てきて、「ゲーム実況なのに、ちょっと勉強になってる!」と笑ってしまいました。

最近では、美術館とのコラボ企画も増えています。「知識がある人の語りが好き」という人には、ぜひ見てほしいVTuberさんです。

ボカロもVTuberも楽しみたい人へ

おすすめは、VTuberさんによるボカロ曲の歌ってみたです。
たとえば先ほど紹介した「ハッピーシンセサイザ」は、人気VTuberにもカバーされています。
まず原曲を聴いてからカバーを聴く(または逆)と、「同じ曲でも、歌う人が変わるとこんなに表情が変わるのか!」と発見があります。
ボカロの「曲の力」と、VTuberの「歌う人の個性」を、いっぺんに味わえる楽しみ方です。

聴くうちに「作ってみたい」と思ったら

もし聴いているうちに「自分でも曲を作ってみたいな」と思ったら、それはボカロならではの楽しみ方です。
ボカロは、ソフトがあれば誰でも曲を作れるのが大きな魅力です。

よくある疑問をまとめて解決!

最後に、検索でよく見かける疑問にお答えします。

Q1. 初音ミクはVTuberなの?

基本的には別物。
初音ミクは「歌声合成ソフトのキャラクター」
VTuberは「アバターで活動する人」。
ライブなどでの活動は「キャラクターがステージに立つ」という点で似ているため、混同されやすいかも。

Q2. ボカロとVTuberは、どっちが先?

ボカロが先。
2000年に開発がスタートし2004年にクリプトン社から日本語用として初のVOCALOID『MEIKO(メイコ)』が登場。初音ミクが登場したのは2007年で、同じころニコニコ動画やYouTubeのような動画配信サービスも普及し一気にブームが拡大した歴史がある。
VTuberが広がったのは、それより後の2010年代後半。

Q3. VTuberは自分で歌えるの?

もちろん歌える人が多い!
歌が得意なVTuberさんは多く、「歌枠(うたわく)」と呼ばれる歌配信をしたり、オリジナル曲を出したりしている。

Q4. ボカロPとVTuberは両立できる?

できる!
自分で曲を作るVTuberさんもいれば、ボカロPが活動の幅を広げることもある。

まとめ:ボカロは「声を作る楽器」、VTuberは「姿をまとった人」

最後に、3つの違いを振り返ります。

  1. 名称:ボカロは歌声合成ソフト、VTuberはアバターで活動する人
  2. 中の人:ボカロは「誰でも使える道具」、VTuberは「特定の個人の活動」
  3. 曲の供給:ボカロは曲を作った人がそれぞれのSNS等で共有、VTuberは誰かに曲を作ってもらったり自分で作ったりして本人が歌い公式チャンネルでお披露目

覚え方は、これだけです。ボカロは楽器、VTuberは演奏者。

そして、2つは対立するものではなく、手を組んで盛り上がっている仲間です。
ボカロ曲をVTuberが歌い、VTuberが曲を作ることもある。両方を知ると、楽しみ方がグッと広がります。

まずは、気になった1曲、気になった1人から。
あなたのお気に入りが、きっと見つかりますよ!

ぽぽあ
ぽぽあ

読んでくれてありがとう!
これからもあなたの暮らしに役立つ情報をお届けするねー!

タイトルとURLをコピーしました