SNSで大バズり!「めじるしチャーム」が子供の成長を促す心理学的理由

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SNSで話題の「めじるしチャーム」が、なぜ子供たちを夢中にさせているのかを心理学の視点から解説します。


ぴよ
ぴよ

ねえるなちゃん、この前うちの娘が見せてた傘についてる小さいミッフィー、覚えてる?

るな
るな

「めじるしチャーム」ってやつだよね?
私もインスタで見たことあるぅ

ぴよ
ぴよ

そうそう!娘がガチャガチャで見つけて「これつけたら傘間違えないよ!」って力説してきてさ。最初は「また無駄遣い…」って思ったんだけど、よく見たら結構奥が深くて。
実用的な理由があるから親も反対しづらいし、子供の「自分らしさ」を表現したい気持ちが詰まってるみたいなのよ

今回は、娘に教わった「めじるしチャーム」の世界と、なぜここまで子供たちが夢中になっているのか、その心理学的背景をお伝えします。


「めじるしチャーム」とは?ガチャガチャ市場を席巻する新定番

「めじるしチャーム」とは、傘の取っ手部分やペットボトルのキャップに装着できる、シリコンリング付きの小さなマスコットです。

2023年頃から全国のガチャガチャコーナーに登場し、2024年以降、小学生を中心に爆発的な人気となっています。

バンダイ、タカラトミーアーツなど大手玩具メーカーが続々と参入し、ディズニー、サンリオ、ポケモン、すみっコぐらし、ちいかわなど、人気キャラクターとのコラボレーション商品が次々と発売されています。

Instagram上では「#めじるしチャーム」の投稿が数万件を超え、SNSでも大きな盛り上がりを見せています。

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これまでのキーホルダーとの決定的な違い

従来のキーホルダーは装飾が主な目的でしたが、めじるしチャームには明確な実用目的があります。

傘の取り違え防止として、学校や習い事で同じようなビニール傘が並んでいても一目で自分のものだとわかります。

ペットボトルの識別として、家族で同じ飲み物を買った時や友達と遊んでいる時に「これ誰の?」というトラブルを防げます。

水筒、お弁当箱、筆箱など、学校で使うものに「さりげなく」自分らしさを出せるため、校則の厳しい学校でも受け入れられやすいのが特徴です。

娘の通う小学校でも、今年に入ってから急激に広まりました。

先月の雨の日、お迎えに行ったら、傘立てに並んでいる傘のほとんどに色とりどりのチャームがついていて、「これ、全部めじるしチャームなんだ!」と驚いたのを覚えています。

娘も「〇〇ちゃんと同じシリーズ集めてる!」「△△くんのレアだよ!」と嬉しそうに報告してくる姿を見ると、単なる目印以上の意味があるのだと感じます。

なぜ子供は「自分の印」をつけたがるのか?所有の心理学

発達心理学の観点から見ると、持ち物に自分の印をつける行為には、子供の成長において重要な意味があります。

所有効果:「自分だけの特別なもの」という愛着

行動経済学における所有効果とは、自分が所有しているものに対して、客観的価値以上の価値を感じる心理現象です。

同じビニール傘でも、お気に入りのキャラクターのチャームをつけた瞬間、子供にとってそれは替えのきかない大切なものに変わります。この感覚がモノを大切にする心を育む第一歩になるのです。

実際、娘も以前はビニール傘をよく学校に忘れてきました。

「どれも同じに見えるから、自分のかわからなくなっちゃった」と言い訳していたのですが、めじるしチャームをつけてからは「これは私の特別な傘だから」と言って、忘れ物が激減しました。

この前の雨の日には、わざわざ「ママ、今日はミッフィーの傘持っていくね。ちゃんと持って帰ってくるから見ててね」と宣言して出かけて、本当に持って帰ってきた時は成長を感じました。

自己拡張理論:持ち物は「自分の一部」

心理学者ウィリアム・ジェームズが提唱した自己拡張理論によれば、人は自分の持ち物を自分の延長として捉える傾向があります。

特に、自分で選んだお気に入りのアイテムは、自己のアイデンティティの一部となります。

めじるしチャームを選ぶ行為は、子供にとって自分らしさとは何かを考える小さな訓練です。

この前、ショッピングモールのガチャガチャコーナーで、娘がカプセルを回す前に10分近く悩んでいる姿を見ました。

「ピカチュウも可愛いけど、私はやっぱりイーブイが好きだから…」と真剣に自分の好みと向き合っている様子に、たかがガチャガチャと思っていた私の認識が変わりました。

「私はミッフィーが好き」「僕はポケモンのピカチュウが好き」という選択を通じて、自分の好みや個性を確立していくのです。

集団の中での「私の場所」

集団生活の中で、自分のテリトリーや持ち物を明確にすることは、心理的な安心感につながります。

特に小学校低学年の子供にとって、これは私のものという境界線をはっきりさせることは、対人関係のストレスを減らす重要な要素です。

臨床心理士によれば、持ち物への愛着は所有の境界線を学ぶ過程でもあり、他者の持ち物を尊重する気持ちにもつながるとされています。

めじるしチャームで自分の傘を明確にすることは、同時に他の人の傘を間違えてはいけないという社会性の発達にも寄与しているのです。

娘のクラスでは、めじるしチャームをきっかけに「人の持ち物を勝手に触らない」というルールが自然と浸透したそうです。

「〇〇ちゃんのチャーム可愛い!見せて」と声をかけてから触るようになったと、担任の先生が教えてくれました。

「また買うの?」を減らす。親ができる上手な付き合い方

親として気になるのは、「一つあれば十分なのに、なぜ何個も欲しがるのか」という点ではないでしょうか。

なぜ子供は「集めたく」なるのか?

200〜400円という価格帯は、子供のお小遣いで手が届く範囲。

ちょっと頑張れば買えるという絶妙なラインが、収集欲を刺激します。

また、友達と同じシリーズを集めて見せ合うことで、共通の話題が生まれ、絆が深まります。娘も学校から帰ってくると、「今日ね、〇〇ちゃんがレアなやつ持ってきてて、みんなで見せ合いっこしたの!私のも可愛いって言ってもらえた!」と興奮気味に報告してきます。大人から見れば些細なことですが、子供にとっては大切なコミュニケーションツールなのです。

人間の脳は不完全なものを完成させたいという欲求を持っているため、シリーズが6種類あると知った瞬間、全部集めたいという気持ちが湧くのは自然な心理反応です。

「今日はこの子」と選ぶ楽しさは、大人がファッションやアクセサリーを選ぶ感覚に近く、単調な日常に小さな変化をつける、子供なりの工夫でもあります。

娘は天気や気分によってチャームを付け替えているようで、「今日は晴れだからキラキラしてるこの子」「雨だから水色のこの子」と、自分なりのルールを作って楽しんでいます。

親ができる「適度なコントロール」

娘の担任の先生から聞いた話では、めじるしチャームをきっかけに、お金の管理や計画性を学ばせている家庭も多いそうです。

「今月のお小遣いは〇〇円。その中でやりくりしてね」というルールを設定することで、計画的にお金を使う訓練になります。

「全部は買えないから、一番欲しいのはどれ?」と問いかけることで、優先順位をつける力が育ちます。

我が家では、「月に1回まで」というルールを娘と決めました。

最初は「えー!少ない!」と不満そうでしたが、今では「次は何を買おうかな」とガチャガチャの前を通る度にじっくり観察して、本当に欲しいものを見極めるようになりました。

衝動買いが減って、むしろ一つ一つを大切にするようになった気がします。

また、友達とダブったものを交換する経験は、「モノの価値は人によって違う」「交渉する」という社会勉強になります。

娘も先日、友達と「私のこれと、そっちのそれ、交換しない?」と話し合って、お互い納得の上で交換していました。

「〇〇ちゃんはピンクが好きだから、私の持ってるピンクのやつあげたら喜ぶかな」と相手の好みを考えている姿に、成長を感じました。

紛失リスクとの向き合い方

小さなチャームは、当然紛失のリスクもあります。

実際、娘も一度お気に入りのすみっコぐらしのチャームを学校でなくして、家に帰ってきてから泣いたことがありました。

この時、私は「また買ってあげる」とは言いませんでした。

「大切なものだからこそ、なくさないように気をつけようね。もう一回探してみようか」と伝えました。

翌日、娘は自分で担任の先生に「昨日チャームをなくしちゃったので、落とし物に届いてないか見せてください」とお願いして、残念ながら見つかりませんでしたが、「次は絶対なくさない」と自分なりに対策を考え始めました。

数日後、娘は「チャームをつけた傘は、傘立ての一番手前に置く」「水筒のチャームは、帰りの会の前にちゃんとついてるか確認する」という自分ルールを作っていました。

紛失という「失敗体験」が、かえって物を大切にする意識を強めたようです。

まとめ:小さなチャームが育む「モノを大切にする心」

めじるしチャームは、子供にとっての自立の小さな一歩かもしれません。

「自分の持ち物を自分で管理する」という意識を、お気に入りのキャラクターが助けてくれているのです。

親としては「またガチャガチャやってる……」とため息が出ることもありますが、あの小さなリングには、子供たちの自分らしさを表現したいという健気な気持ちが詰まっています。

大切なのは、頭ごなしに禁止するのではなく、「なぜそれが欲しいのか」「どう使うのか」を一緒に考えること。

その対話の中で、子供は少しずつ、お金の価値や物を大切にする心を学んでいくのだと思います。

るな
話聞いてたら、私も自分のペットボトル用に欲しくなってきたぁ!ジムで間違えられること多いし、可愛いの一つつけたら気分上がりそうじゃない?
それに、娘ちゃんがガチャガチャの前で真剣に悩んでる話とかなくして泣いた話とか聞いてたら、ただの飾りじゃなくて子供にとっては大事な成長の機会なんだなって思ったよ
ぴよ
そうなのよ!この前、娘が『ママの分も回してあげる!』って言ってきたから、今度三人でガチャガチャ巡りしようよ。娘も『るなちゃんが本気で集め始めたらコンプリートしちゃいそう』って笑ってたわ(笑)。
でも一緒に楽しめるっていいよね。私も最初は『無駄遣い』って思ってたけど、娘が自分で考えて自分のルール作って、物を大切にする練習してるんだなって気づいたら見方が変わったもん
るな
あはは、バレてる(笑)。でも本当に、子供の『好き』に大人が乗っかるって、案外楽しいのかもね。
一緒に推し探ししよっかなぁ。私もミッフィー派だから、娘ちゃんとおそろいにしちゃおうかな!
ぴよ
ぴよ

最後まで読んでくれてありがとう!
また気になるの、見つけたら紹介するね!

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