「LOVETYPE診断」に子供がハマる理由とは?親が知っておくべき心理学的背景

LOVETYPE診断をスマホで見る子供と心理学を考える母親のイメージ画像 日常疑問
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思春期の子供たちに人気の「LOVETYPE診断」に夢中になる理由を、発達心理学の視点から整理します。MBTIとの関係や心理トリック、親ができる向き合い方まで初心者にもわかりやすく解説します。


ぴよ
ぴよ

るなちゃん、この前うちに遊びに来た時、こぴよに「るなちゃんもLOVETYPE診断やってみて!」ってスマホ突きつけられたの覚えてる?

るな
るな

覚えてる覚えてる!
あの時は「子供の遊びでしょ〜」って適当に流しちゃったけど…気になってこっそりやってみたら、めっちゃ当たっててびっくりしたぁ

ぴよ
ぴよ

でしょ?うちの子、友達とお互いのタイプを見せ合って盛り上がってるみたい。
でも親としてはちょっと心配なのよね…

今回は、娘から教わった「LOVETYPE診断」の世界と、なぜ思春期の子供たちがここまで夢中になるのか、その心理学的背景をお伝えします。


LOVETYPE診断とは?血液型占いとの決定的な違い

「LOVETYPE診断」は、心理学者カール・ユングのタイプ論をもとに開発された性格検査「MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)」を、恋愛シーンに特化させた診断ツールです。

私たちが中高生の時に流行った血液型占いは統計的根拠がほぼゼロでしたが、MBTIは世界中の企業や教育機関で実際に使われているほど信頼性が高いとされています。

MBTIの4つの軸

  • エネルギーの方向:外向型(E)か内向型(I)
  • 情報の受け取り方:感覚型(S)か直観型(N)
  • 意思決定の基準:思考型(T)か感情型(F)
  • 外界への接し方:判断型(J)か知覚型(P)

これらの組み合わせで16タイプに分類され、

「あなたはこういう時に不安を感じやすい」

「こういう相手とは衝突しやすい」といった具体的な傾向を教えてくれます。

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るな:「へー!血液型占いより全然ちゃんとしてるんだねぇ。でもぴよちゃん、何が心配なの?」

ぴよ:「うちの子、『私はINFP型だから繊細なんだ』って自己紹介みたいに言うのよ。それ自体は悪くないんだけど、『だから大勢の前で話すの無理』とか、できない理由にしてる気がして…」

なぜ思春期の子供は診断にハマるのか?

発達心理学的には、思春期は「アイデンティティの確立」が最大の課題です。

「自分は何者なのか」を必死に探している時期だからこそ、診断結果という答えを欲しがるのは自然なことなのです。

思春期の子供が診断にハマる3つの理由

① 自己理解への渇望
自分の感情や考えが複雑化し、自分でも自分がわからなくなる時期。

「あなたは〇〇タイプです」と言語化されることで、混沌とした内面に秩序が生まれます。

② 帰属意識の獲得
「私もINFP!」「同じタイプだね!」という会話を通じて、友達との共通点を見つけ、仲間意識を強めることができます。

③ 承認欲求の充足
「あなたは創造的」

「共感力が高い」といったポジティブな評価は、自己肯定感の低い思春期の子供にとって貴重な承認体験になります。

娘の担任の先生も

「診断結果をきっかけに、自分の気持ちを言語化する力がついてきた子もいる」と話していました。

「当たりすぎる」と感じる3つの心理トリック

るな
でもさ、私もやってみて思ったんだけど、なんであんなに『当たってる!』って感じるんだろう?
ぴよ
それ、娘にはまだ言ってないんだけど、心理学で説明できるみたいよ

① バーナム効果

「あなたは人から誤解されやすい一面がある」

「外では明るく振る舞うが、実は繊細」といった記述は、実はほとんどの人に当てはまります。

しかし「自分専用の診断結果」として提示されると、自分だけに当てはまる特別なものだと錯覚してしまうのです。

② 確証バイアス

「私はINFP型(繊細で創造的)」と知った瞬間、

過去の記憶から「そういえばあの時も傷つきやすかった」といった、診断に合致するエピソードばかりを無意識に集めてしまいます。

③ 自己成就予言

「私は内向型だから」と思い込むと、無意識にパーティーを避けたり、一人でいる時間を増やしたりして、本当に内向的な行動パターンが強化されていきます。

診断を「決めつけ」にしないために親ができること

るな
確かに『そんなの信じるな』って言うのは逆効果だよね。どうすればいいのかなぁ?
ぴよ
最近、診断を否定するんじゃなくて、一緒に楽しみながらさりげなく『柔軟な視点』を伝えるようにしてるの

親ができる5つのアプローチ

① 診断結果を会話のきっかけにする
「へー、あなたは〇〇タイプなんだ。どんなところがそうだと思う?」
→ 子供に自己分析を促し、盲目的な信仰を防ぐ

② 「変化」の可能性を示す
「ママも昔やった時と今やった時で結果が違ったよ。人って状況で変わるんだね」
→ 診断結果は固定されたものではないと気づかせる

③ タイプの「枠」を超えた事例を見せる
「あなたは内向型だけど、文化祭の実行委員よく頑張ったよね」
→ 診断と矛盾する成功体験を言語化し、自己制限を外す

④ 相性を「決めつけ」に使わせない
「〇〇ちゃんとタイプが違うから合わない」と言われたら
→ 「でもこの前楽しそうに話してたよね?」

⑤ 親自身が柔軟な姿勢を見せる
「ママはE型(外向型)って出たけど、実は大勢の前で話すの緊張するんだよね」
→ 親が完璧に診断通りでないことを示す

この前、娘が

「ママは思考型(T)だから冷たい」って言ってきた時に、

「確かに論理的に考えるの好きだけど、あなたのこと心配で眠れない時もあるんだよ。人って一面だけじゃないよね」って話したら、ちょっと納得してくれました。

まとめ:子供に伝えたい「自分を知る」ことの本当の意味

診断が教えてくれるのは「今のあなたの一面」でしかありません。

大事なのは、診断結果を変えられない運命として受け入れることではなく、今の自分を知る手がかりとして使って、そこから「こうなりたい自分」に向かって変わっていけることです。

診断は、子供が自分を知るための「最初の地図」。

でも地図は、歩くべき道を決めるものではありません。

どの道を選び、どう歩くかは、子供自身が決めていくもの。

親はただその選択を見守り、

時には「地図にない道もあるよ」と教えてあげられる存在でありたいですね。

るな
なるほどねぇ。今度ぴよちゃんの娘ちゃんに、私の診断結果見せてあげようかな。大人も一緒に楽しんでるって分かったら喜びそうじゃない?
ぴよ
絶対喜ぶ!じゃあ今度、三人で診断結果見せ合いっこしよう
るな
いいねぇ!私もシール帳ならぬ『診断帳』作ろうかなぁ
ぴよ
それ面白い(笑)。るなちゃん、今日もありがとう。こうやって話せると本当に助かる
ぴよ
ぴよ

最後まで読んでくれてありがとう!
また気になるの、見つけたら紹介するね!

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