あくびが伝播する仕組みとその科学的背景をわかりやすく解説します。子どもやペットの行動を通じて、「共感力」と日常のふしぎを感じられる記事です。
ママ〜、今あくびした?
私、全然眠くないのに、つられてあくびしちゃったんだけど。
さっきママの口が、カバみたいに大きく開いてたもん
カバって(笑)そんなに大きく開けてた?
確かにさっきあくびしてたけど、うつっちゃったんだね
やっぱり!これって何?あくび病?
それともママのあくびウイルスが、空気中を飛んできて、私の口に入ったの?
学校の先生が、あくびってうつるんだよって言ってたけど、
なんでうつるのかは教えてくれなかったんだよね
あくびウイルス(笑)そんな怖いもんじゃないと思うけど……
でも確かに、なんでだろうね。ママもよく分からないから、一緒に調べてみようか
娘は不思議そうに私を見て、「やっぱり!あくびってうつるんだよね」と言いました。
リビングでテレビを見ていたときのことです。
私が何気なくあくびをしたら、数秒後に娘もあくびをしました。
「あくびってうつるんだよね」と娘が言ったとき、私は、「そういえば、なんであくびってうつるんだろう?」と思ったのです。
娘に聞かれたわけじゃないけれど、気になって調べてみました。
あくびがうつるのは、心の距離が近い証拠
調べてみて驚いたのが、あくびがうつるのは「共感力」が関係しているということ。
私たちの脳には、他人の行動を見て無意識に真似しようとする神経の仕組みがあります。
相手に共感する力が働いているからこそ、つられて自分もあくびをしてしまうんです。
実際、親しい人のあくびほどうつりやすいという研究結果もあります。
つまり、私のあくびが娘にうつったのは、私たちがしっかりと心を通わせている証拠。
そう思うと、なんだかあくびさえも愛おしく感じてきます。
犬はうつるのに、猫はスルー?
面白いことに、この現象は動物界にも見られます。
特に犬は、飼い主のあくびを見ると自分もしてしまうことがあるそうです。
人間に対して強い信頼と共感を持っている証拠ですね。
一方で、猫にはうつらないという説が有力。
猫好きには少し寂しい話ですが、「私は私、あなたはあなた」という猫らしいマイペースさがここにも表れているのかもしれません。
成長が生み出す、不思議な連鎖
実は、4歳以下の子どもにはあくびがあまりうつらないと言われています。共感力が発達の途中だからです。
つまり、あくびがうつるようになったということは、娘がそれだけ他人の気持ちを理解できるお姉さんに成長したということ。
あくびは単なる眠気のサインではありません。脳が疲れたときや、緊張したときにも出ます。大きく息を吸い込んで脳に酸素を送り、リフレッシュしているんです。
スポーツ選手が試合前にあくびをするのも、脳がリラックスしようとしている証拠。あくびは、脳をリフレッシュさせ、他者と繋がろうとする前向きな反応だったのです。
あくびを通じて感じた、娘との繋がり
こぴよ: ねえママ、じゃあ私があくびしたら、ママにもうつる?
ぴよ: たぶんね
こぴよ: じゃあやってみる!
娘はわざとらしく大きなあくびをしました。
私は笑いながら「わざとじゃ、うつらないかもよ」と言ったのですが、不思議なことに、本当にあくびが出そうになりました。
こぴよ: ほら、うつりそうになってる!
娘は嬉しそうに笑っていました。
あくびがうつるって、なんだか不思議で、ちょっと温かい現象だなと思いました。
何気ない日常の中で、こんな小さなことが「私たちは繋がっている」ことを教えてくれる。科学的な仕組みを知った今でも、娘のあくびを見ると、やっぱり自分もあくびをしてしまうんです。
それは、きっとこれからもずっと変わらないんだろうなと思います。
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最後まで読んでくれてありがとう!
また気になるの、見つけたら紹介するね!

