海老はなぜ赤くなる?長寿の象徴・保存方法・ロブスターの驚きの能力まで解説

海老のイラストを使った「実はこれは何?」という問いかけのクイズ画像。 未分類

るな
るな

最近料理にハマっててさ、
この前海老を茹でたら一気に赤くなってびっくりしたんだよね!

ふう
ふう

わかる!
あれって変化がすごくてちょっと楽しいんだなっ!

るな
るな

でも、なんで加熱すると赤くなるんだろう?

ふう
ふう

普段はタンパク質とくっついて隠れてるらしいだっ!
まとめてみようなんだっ!


海老はなぜ加熱すると赤くなるの?

海老の殻には「アスタキサンチン」という赤い色素が含まれており、普段はたんぱく質と結合しているため色が隠れています。
加熱するとこのたんぱく質が変化し、隠れていた色素が表に現れることで鮮やかな赤色に変わります。
茹でたり焼いたりすると一気に色が変わるのは、この化学反応が一瞬で起こるからなんです。

料理中のあのわくわくする変化には、しっかりとした科学の理由があるんですよ。

海老が「長寿の象徴」と言われるのはどうして?

海老の背中が曲がった姿が「腰の曲がったお年寄り」を連想させることから、日本では長寿の象徴とされてきました。

おせち料理やお祝いの席でよく登場するのは、健康と長寿を願う縁起物としての意味が深く根づいているためです。
古くから神事や儀式にも使われ、ただの食材以上の存在として大切にされています。

海老が特別扱いされるのには、文化と歴史がしっかり背景にあるからなんです。

海老をおいしく保存するコツは?

海老は冷凍するだけでは酸化しやすく、風味が落ちてしまうデリケートな食材です。

保存するときは空気に触れさせないよう、ラップやフリーザーバッグでしっかり密閉するのがポイントです。
氷水を入れた袋に浸した「氷漬け冷凍」も鮮度を保ちやすく、おいしさをキープできます。

ひと手間かけるだけで、ぷりっとした食感がぐっと長持ちしますよ。

ロブスターは老化しにくいって本当?

ロブスターは「テロメラーゼ」という酵素を一生作り続けられる珍しい生き物です。
この酵素は細胞の修復に関わり、老化の原因とされるテロメアの短縮を抑える働きを持っています。
そのため、ロブスターは年齢を重ねても細胞機能が衰えにくく「老化しにくい生物」として知られています。

自然の中にこんな生命力あふれる仕組みがあるなんて、驚きですよね。

もっと知りたい!

伊勢海老が高いのはなぜ!?

伊勢海老は全国の年間漁獲量が1,000〜1,500トンほどと少なく、そもそもとても希少な食材です。
主な産地は千葉県・三重県・和歌山県です。
伊勢海老といえば、三重県のイメージですが、現在は千葉県が全国1位の漁獲量を誇ります。

さらに資源保護のため漁期やサイズに厳しい規制があり、大きく育つまで数年かかるのも価格が上がる理由です。

特大サイズになると、1尾あたり2万円を超えることもあるほどの高級食材なんです!

海老の「背わた」って何のこと!?

背わたと呼ばれる黒い線は、正式には「消化管」で、海老が食べたものの残りが入っています。

そのまま食べても害はありませんが、砂や苦味が残ることがあるため、料理では取り除くのが一般的です。
調理前に背わたを処理すると、海老本来の上品な甘さがより際立ちます。

海老は「泳ぎ方」も種類で違う!?

海老には「遊泳型」と「底生型」があり、種類ごとに泳ぎ方が大きく異なります。
遊泳型(甘エビなど)は水中をスイスイ泳ぎ、柔らかく繊細な身が特徴です。
一方の底生型(クルマエビや伊勢海老など)は海底を歩くように生活し、身が締まって弾力があります。

海老の目は超ハイスペック!?

海老の複眼はとても高性能で、人間には見えない紫外線まで識別できます。
さらに動くものの輪郭をとらえる能力に優れ、捕食や天敵から逃げるときに役立っています。

種類によっては暗い海でも動きを察知できるほど敏感で、小さな目に高度な機能が備わっているんです。

まとめ

みんなどうだったかな?
海老の不思議や魅力を知ると、もっとおいしく感じるかもしれないね。
今度食べるときは、ぜひ今日の豆知識も思い出してみてね!

ふう
ふう

最後まで読んでくれてありがとうなんだ!
これからも「ちょけん!」をよろしくなんだ。

タイトルとURLをコピーしました